ADHDの日課

19歳〜。苦手な日課です。ADHD(手帳は二級) 名前欅 流了リ(けやき

わたしは元気。

好きな人とのセックスは、なぜ覚えていないのだろう。
記憶にないくらい昔の現実みたいだ。

犯さたり、金と引き換えるセックスは、非日常だった、事件だった。
それで生活していくなんて夢にも思わなかった。

今ではそれが日常で、好きな人とのセックスの弊害にさえなっていて、もう純粋に好きな人とセックスをする感覚を捉えることは出来ないだろう。

時々訳が分からないほど不安になる。

考えちゃダメ、考えちゃダメだ。

お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、、。
ダメだ。小さい頃にかわいがってくれた人たちを、思い出しちゃダメだ。

わたしが産まれたことを喜んだ人たちのことを、考えちゃダメだ。
ひきこもり何でやめたんだっけ。

そうだよ、衝動的に真昼間にひとりで歌舞伎町一番街に行ったからだよ。
そのときはヤクザしかいないと思ってた。
そのときは歌舞伎町一番街の通りしか、歌舞伎町じゃないと思ってた。

ADHDで産まれなかったら体売らなかった!

衝動性に負けた、わたしはただ。
そこには刺激があるように思えた。そこにはわたしを落としてくれるものが確実にあった、だから安心した。

なにでもない。
なにでもない。
なんでもない。
ただわたしがADHDである。

衝動に任せていたら、男に入れられた。

それが3年間続いて、残念なことにわたしの人生でいちばん長くやったことになってしまった。

最悪。

でももし18の春じゃなくても、
21まで守られていたって、それが消えたなら、18の春と同じことになるって、
わかってるから、可哀想なわけじゃない。
わたしはそこに、いくしかない女だったんだ。

男なんて嫌い。
男なんて汚い。

でも自分から男の汚いところを見て、勝手に嫌いになったんだ。

今更男を好きになるようなことが起きたら困る。

男が本当に汚くて、本当に嫌うべき存在じゃないことを分かっているけど、
わたしがそう思うなら、人生なにも感じてないことと同じになる。それくらい、男は狡かった。それくらい、男は汚かった。それくらい男は金でしかなかった。

お父さん、お母さん、わたしは元気。

わたしはこんなに汚れたけど、
ほんとはきれいだったって知ってる。
愛されたって知ってる。

心にはまだ愛があるし、まだ純粋さがある。

だからわたしは元気。

今をかわしていく術を学んだだけ。

けやき