ADHDの日課

19歳〜。苦手な日課です。ADHD(手帳は二級) 名前欅 流了リ(けやき

代わり映えのしない おはようの挨拶

そうね。

としか、この疲れきった心と体では言うことが出来ない。

あなたのことを教えてくれてありがとう。

元気?

と訪ねる。

すると、

あんまり。

と応える。

そんなあなたにわたしは。

好きが憎悪に変わる狭間みたいなあなたの想いは、
疲れきったわたしにのしかかります。

現実の限界を感じるの、、

そう思うあなたは本当は限界がないのかもしれない。
だけれど、あなたの言うとおり限界は訪れてしまうのかもしれない。
だけど、わたしにはただ希望を伝えることしか出来ないのです。
あなたを認めることは、
あなたを見捨てることのような気がして求められてもいない希望を、ただ発することしか出来ないのです。

夢を見続ける少女のようなあなたが、
夢を見続けることに疲れてしまったのかしらと、少しだけ心配になる。

安心出来る居場所がなくちゃ心が傷ついてしまうよ。
人の心がアリアリと分かっても、
それをどうするか分かっていなかったらどうしようもないのと同じように、

「あなたにかける言葉が、何一つとして見つからない。」

そう言ってしまいたくなるけれど、それを言わないことがあなたを絶望から少し遠ざけるような気がして他愛のない言葉をさらさらと言う。

今日も、明日も。
いまの疲れきったわたしは、そういう風に流されてしまえる。

だけど死ぬときまで、生きていきましょう。
生きていてくれはしますか。もう嫌ですか。夢ばかり見ていられない現実が、嫌いですか。心動かされない毎日が、退屈ですか。
非日常が、辛いですか。
もし生きていてくれたなら、同じ空の下にいるから、また会える。会いたくもないでしょうか。
未来の希望を見たくもないでしょうか。
信じることにも疲れたでしょうか。
だけど私はいつか、はじめて言葉が見つけられたら、わたしは、あなたに心から伝えたい。

なにを、と言えないから、
まだ生きていてくださいと
お願いするのだけど、それは自分勝手でしょうか。

あなたは清く、弱く、生きて行くことを諦めきれないのでしょうか。
現実の強引さが、あなたには受け入れられないのでしょうか。
強引な自分を、あなたは持たないのに。
精神科の病棟で出会って何年になりますか。
近くに住んでいた頃、わたしたちはよく色々なことを話していた。
いまは、話してくれないのですか。もう、教えてはくれないのですか。

それは、わたしがあなたを、拒絶するからでしょうか。
同意してあげられないからでしょうか。
少し寂しい気持と、忘れられないあなたのことが気がかりで、友情に距離なんか関係ないとは言うけれど、気持が変わってしまったら、なかなか元通りにはなれないと、現実が、大きな現実が、彼女の気持は一生かかっても同意してあげられないよと、説得するように語りかけてくる。
ただ、頑張れ
と、そう言ってしまいたいのに、あなたの言い訳や弱気な心を自分勝手に妄想しながら、言いたくもない不正直を語ってしまう。
とても儚い時間でした。
とても脆い、わたしたちでした。
ただ笑顔でいてくれさえすればいい、
そう思う。

だけど、それであなたが満足できないことくらい、百も承知だ。
もう一度あなたに会いたい。

そうすれば、いいだろうか。

もう、いいだろうか。もう、わたしたちは大丈夫だろうか。

人を認める必要なんかない、
自分が強くなるしかない、そんな中間地点で、あなたにかける言葉はまだいつも

代わり映えのしない「おはようの挨拶」。

 欅流リ