ADHDの日課

19歳〜。苦手な日課です。ADHD(手帳は二級) 名前欅 流了リ(けやき

わたし、わたし売りのハタチ。

わたし、わたし売りのハタチ。
だけど、全然悲惨じゃないの。
わたしを買ってくれるひとは皆優しいし
わたしはいつも笑顔なの。

わたし、わたし売りのハタチ。
寒い日も、お外にいなくていいの。
それからね、フカフカのベッドもあるの。
わたし、少しも辛いことなんかないの。

堂々と歩くこともできるし、
怒られもしない。

ただ大声で言えないだけなの。

わたし、わたし売りのハタチ。
大声で言えないことをしている人なんて
たくさんいるでしょ。

だからね、わたし、特別なんかじゃないの。
世間の目から逃れるのだって、
それだけのことならば平気なの。

わたし、わたし売りのハタチ。

わたしの何を売ってるとおもう?

身体って言われそうだね。

でも違うの。

わたし、赤裸々を売ってるの。

赤裸々になることが「わたし売り」の意味なんだよ。

体をお金にするのはね、わたし売りって言わないの。
それはね、
お仕事だったり
自傷だったり
堂々たるプロ意識だったりするの。

わたしはわたし売りのハタチだからね、赤裸々になることをするんだよ。

そういえば、体をお金に変える人は言われたことがあるかもね。

「裸になるお仕事だから嘘はつけない」って。

でもね、


お洋服を脱いだら正直だなんて嘘、

嘘をつけないなんて嘘、

嘘を嘘で誤魔化せないなんて嘘。

体は正直だなんて嘘。



わたしね、お洋服を脱いだっていいと思うんだよ。

でもね、わたしは、わたし売りのハタチだから、そうじゃないっていうだけ。

お洋服を脱ぐ人をバカになんてしないよ。
私売りとは凸凹だけど。

お洋服を脱がない人のプロの人もいれば、
お洋服を脱ぐ人としてのプロの人もいる。

わたし、お洋服を脱いだら赤裸々じゃなくなっちゃうの。
だからお洋服を脱ぐプロになるのは、わたし売りのハタチじゃないの。

わたし、わたし売りのハタチ。
お洋服を脱ぐのは、赤裸々を助長できる時だけ。

わたしがわたしを捧げられるときだけ。
捧げたいときにだけ。

なんだか矛盾してる?

でも矛盾を赤裸々にすることがわたし売りのハタチの役割だと思わない?


正当化じゃないよ。




その説明をこれからするね。


あのね、一つだけ、
わたし売りにも赤裸々に出来ないものがあるの。

それは、
わたし売りが、「本物か偽物か」っていうこと。

それだけは、赤裸々にしちゃ、いけない約束になってるんだよ。

お洋服を脱ぐ人が、
本当に脱ぎたいか脱ぎたくないかみたいにね。

欅流リ

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